2023/04/06更新
ゴキブリが出て見失ってしまった、、
日中・深夜など時間帯問わず、環境によってはお部屋にいつでもゴキブリが出てきしまいますが、退治ができなかった場合は見失ってしまう事も多々あるかと思います。。
そんなゴキブリが出たのに見失ってしまった場合の適切な対処方法をプロの業者がこの記事で教えます!
どうしても自分で対処できない場合は、弊社は24時間/最短20分で到着可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います!
焦る気持ちはわかりますがまずは冷静になって自分に最適な対処を行っていきましょう!
ゴキブリは昆虫の中でも特に強い生命力と適応力を持っており、日本国内の様々な環境で生息しています。
主に家庭で見られるゴキブリは、弊社の相談件数が多い順で『1.クロゴキブリ』『2.チャバネゴキブリ』『3.ワモンゴキブリ』『4.ヤマトゴキブリ』という主に4種類です。
種類によって生態と習慣は違いますが、どれも基本的に夜行性(20時~3時が活発)で人間の目から逃れるために暗い場所を好み、また湿気を好むため、水回りや排水口周辺で見かける方が多く、理由としては雑食性で目がほとんど見えない代わりに嗅覚に優れており、食べ物のカスやゴミなどを餌にするので誘引されてしまいます。
いつも部屋をキレイにしていて、窓の開けっぱなしもしてないのになぜかゴキブリが出てしまうというお悩みを抱えている人も多く、その理由は建物の構造上しかたのない侵入経路からお部屋に出入りしている事がほとんどです。
侵入経路については、この記事の下部で説明しております!侵入経路の説明にジャンプする
また、ゴキブリは驚異的な繁殖力を持っており、一度繁殖が始まると短期間で大量発生することがあります。
ゴキブリの糞にも秘密があり、集合フェロモンという仲間ゴキブリを呼んでしまう習性がございますので、侵入経路などに糞をされるとゴキブリの出る頻度も上がり悪いサイクルに陥ってしまいます。
ゴキブリの糞を見つけたら、良くふき取り最後にアルコール除菌をすることでフェロモンを消すことができます。
ゴキブリが好む場所を把握することは、効果的な駆除対策に繋がります。一般的に、ゴキブリは暗くて狭い場所や、湿気が高く食べ物がある場所を好みますが、建物内部(床下・壁裏・天井裏など)からの侵入が原因の場合は、探しても経路から住みかに帰ってしまっているケースもある為、探しても見つからない事もございます。
以下に、家の中でゴキブリが潜む可能性が高い場所をいくつか挙げます。
1.キッチン:食材や生ゴミが置かれていることから、ゴキブリにとって魅力的な場所です。
特にシンク下や排水口廻り、ゴミ箱周辺に注意が必要です。
2.風呂場・トイレ:湿気が高く、排水口があることから床下への経路となっている場合が多い為、ゴキブリが潜む可能性があります。
3.洗面台・洗濯機:配管廻りは、床下からの侵入経路になっている場合が多い為、ゴキブリが潜む可能性が高いです。
4.物置や押入れ::乱雑に物が置かれている場所は、ゴキブリにとって隠れ家になりやすいです。定期的な整理と掃除を心がけましょう。
5..家具の隙間::ソファやベッドの下、家電製品の裏や中など、狭くて暗い場所はゴキブリが好む環境です。
6.エアコン:室内機と室外機がドレンホースで繋がっている為、外部・内部(壁裏)からの経路になっている可能性が高いです。
ここがポイント!!
見失ったゴキブリを見つけるポイントは、ゴキブリも人間に見つかるのが怖いという事が大前提です。
殺虫剤を持っている場合は、フラッシング(ゴキブリが居そうな場所に殺虫剤をさっと吹きかける)を行い、隙間などからおびき出しましょう!
見失ったゴキブリを発見した時の対処法は、慌てず冷静に行動し、見つけてすぐは興奮状態になっている事が多々あり、逃げるように動き回ることがあるので警戒されないように動きが悪くなるまでそっと動向を見守りましょう!
以下に、発見時の具体的な対処法を挙げます。
1.速やかに捕獲:ゴキブリが逃げる前に素早く捕獲しましょう。ティッシュや新聞紙を使ってゴキブリを押さえつけ、袋に入れて処分します。
2.殺虫スプレーを使用: ゴキブリ用の殺虫スプレーを用意しておき、発見時にスプレーをかけましょう。殺虫剤はゴキブリ用でなくても『ピレスロイド系』であれば何を使っても大丈夫です。
※大きい個体は、毒が回るのに時間がかかるので、入念に吹きかけてください。
3.ゴキブリほいほいを使用: 見失ったゴキブリが再び姿を現すことを期待して、ゴキブリホイホイを設置しましょう。ゴキブリが好む場所や通り道に置くことで、効果的に捕獲できます。
主に『冷蔵庫の下』『キッチン下』『発見した付近』に設置すると捕獲されやすいです。
ここがポイント!!
ゴキブリが苦手な方は、ゴキブリほいほい(トラップ)を仕掛けて退治する方法がおすすめです!
置き型の毒餌を使用して駆除する方法もございますが、目的が連鎖駆除ですので遅効性(すぐには死滅しない)を考えて作られている為、今すぐ駆除する事を目的としている場合は向いておりません。
また食べたゴキブリは数時間で死滅しますが、誘引成分が強く仕掛ける箇所を間違えると見かける頻度が上がってしまうデメリットもございます。
部屋もキレイにしていて、窓や玄関も開けっ放しにしていないのに何故かゴキブリが出てくると疑問に思われている方も多いのではないでしょうか?
外から(窓の開け閉め・玄関ドアの開け閉め)たまたま入って来てしまった場合を除き、ゴキブリが発生するほとんどの原因は侵入経路からの侵入になります。
ゴキブリを再発させない一番の方法は、侵入経路を把握し対策する事でリスクを最大限に下げる事が可能です。
侵入経路以外でも、窓の開け閉めを正しくできていない場合もございますのでその方法をご紹介します。
窓を開けて、網戸を閉める時の正しい向きがあるのは、ご存じだったでしょうか?
こちら知らない方がとても多く、開け方を間違えると簡単に害虫やゴキブリに侵入されてしまいますので、ご紹介していきます。
基本的に内鍵がついている手前の窓を開いて、網戸を移動させるだけなのですが、逆に開けている方が非常に多いので、この機会に正しく窓を開ける知識を知っていただければ、侵入される確率が減ると思います。
以下の写真に間違った開け方と正しい開け方の写真を添付しておきましたので、知らなかった方はご自宅等で試して確認してください。
ご覧の通り、隙間の有り無しが開け方1つで全然違います。
写真のように正しい向きで網戸を閉めると隙間がなくなり、ゴキブリを含む害虫は入りづらくなります。
家の中にゴミを溜めてしまうと、誘引することはもちろんですが、ゴキブリが住み着くのに絶好のスポットとなってしまい、繁殖することはもちろんですが、退治対象のゴキブリすら見つけることが困難になります。
ゴミを溜めてしまい、ゴキブリの住みかとなった家を何十件も見てきましたが、ある程度駆除を行わないとゴミをもっていけないので、手間と費用がものすごくかかりますし、集合住宅・戸建て問わず近隣に必ず被害が出るため、トラブルの原因や訴訟され、裁判沙汰になった事例も見てきたので、ゴミ屋敷化する前に、溜めずに都度ゴミを捨てて、清潔な空間を保ちましょう。
ゴキブリは目が悪い代わりに、嗅覚が非常に優れておりますので、とても匂いに敏感なのと、雑食の為ほとんどの有機物を餌としますので、食品の食べ残しの放置や食べカス等が残った食器の放置は、誘引してしまいますので、【食べたらすぐに片付ける】【食器を使ったら溜めづにすぐ洗う】【コンビニ弁当等のゴミもさっと洗ってから捨てる】というように癖をつけることで、誘引リスクが減りますので、当てはまる方はここから直していきましょう。
ゴキブリは基本的に暗くて湿気が多い箇所に潜みやすいですが、見つけた場所にもよりますので、以下のご紹介箇所を見つけた場所の近くの順に探してみてください。
キッチン廻り・洗面台廻り・エアコン付近・トイレ・お風呂場・脱衣所・冷蔵庫の下・家電製品の裏側・ソファー、ベット付近・物陰や家具の隙間などに隠れる事が多いです。
出たゴキブリがどこを探してもいない場合は、侵入経路から住みかに帰ってしまっているケースが考えられます。
この場合は、今後の再発率が高いので侵入経路を対策する事を推奨しております。