2025/04/23更新
新年度がはじまり引越しが多くなるシーズンを迎えると、荷造りや各種手続きを進める中で見落とされがちなのがゴキブリ対策です。
実はゴキブリって、荷物のすき間とか家電の裏にこっそり隠れてることが多いんです。
気づかないうちに、新居まで一緒に引っ越しちゃってるなんてことも…。
せっかく新生活をスタートした直後にゴキブリを見つけてしまったら、気分も下がってしまいますよね。
そこで本記事では、引越し前の準備、引越し後の対策、万が一の発生時にどう対処すべきかを総合的に解説します。
引越し直後の新居でゴキブリを見かけた経験はありませんか?
新しく引っ越してきたばかりの物件なのになぜゴキブリが?そう思う方も多いですよね。
実は、引越し先でゴキブリと遭遇する場合の原因は主に以下の2つが考えられます。
引越し先でゴキブリが発生する最大の要因は、前の住まいからゴキブリを連れてきてしまうことがあげられます。
ゴキブリは暗く暖かい環境を好むため、家電製品の裏や家具の隙間、段ボールなどに卵や成虫が潜んでいる可能性があるのです。
荷造りを急いで行うと、潜んでいるゴキブリや卵をつい見落としてしまいがち。
また、ゴキブリの卵は小さく、見つけにくい特徴があります。
成虫がいなくとも、ゴキブリの卵が段ボールに付着している場合、新居で孵化してしまい、数週間後に突然ゴキブリが出現するケースも珍しくありません。
マンションやアパートなどの集合住宅は、構造上どうしても配管や通気口がつながっているため、周囲の部屋でゴキブリが大量発生していると、壁裏や床下を伝って侵入してくることが考えられます。
自分の部屋ををいくら清潔に保っていても、建物全体のゴキブリ対策が行き届いていないと侵入を完全に防ぐのは難しい場合も。
特に建物内に飲食店が入っていたり、ゴミ捨て場が部屋の近くにある物件は、外からの侵入リスクも高まるため、内見の段階で環境をチェックしておくのが理想です。
近年では、物件の内見をせずに契約するケースが増えています。
賃貸情報サイトに掲載されている写真や動画が充実していることや、「他の希望者に先を越されたくない」という理由から、内見を省略してしまう方も少なくありません。
しかし実際には、内見をせずに契約した物件で、入居直後にゴキブリが出てしまったというご相談も多く寄せられています。
ゴキブリは以前の居住者の生活環境が原因で発生している場合もあるため、現地で確認できることは確認しておくことが非常に大切です。
以下のチェック項目を意識することで、入居後のゴキブリトラブルを未然に防げる可能性が高まります。
早めに引越し準備を進めるのは良いことですが、数か月も前から段ボールを組み立てたまま放置するのはゴキブリにとって好都合な状態を作り出す恐れがあります。
可能ならば、引越し日の1~2週間前に集中的に荷造りを始めて、組み立てた段ボールを長期間部屋に放置しないようにしましょう。
引越し後も、荷解きを素早く済ませ、使用済みの段ボールは即座に処分することで、ゴキブリの産卵リスクを下げることができます。
キッチンで使用する冷蔵庫や電子レンジはもちろん、リビングや寝室のテレビ裏、洗面所の収納棚など、暗く狭いスペースはゴキブリが好みます。
荷造り前の掃除では、普段手が届かない家電製品の裏側や、食器棚、調味料入れ、ゴミ箱周辺などを重点的にチェックしてみてください。
もしゴキブリを見つけた場合はもちろん、卵や小さな幼虫がいる形跡があれば、専用の駆除剤を使って引越し前に一掃を目指すことが大切です。
新しいお部屋のカギを受け取ったら、インテリアの配置を考える前にぜひ行ってほしいのがゴキブリの侵入を防ぐ初期対策です。
家具が何もない状態だからこそ、配管周りや床の隙間をしっかり塞ぐことができ、見落としがちな場所にもアプローチしやすくなります。
ここでは、空っぽの部屋を最大限に活用したゴキブリ対策について詳しく見ていきましょう。
新居でゴキブリの発生を最小限に抑えるためには、空っぽの状態で駆除剤を使うのが理想的です。
家具を運び込む前なら、部屋の隅や配管のまわり、押入れやクローゼットなどを広くチェックしやすく、効果的に対策を行うことができます。
この時にバルサンなどの燻煙剤を使用してもよいのですが、燻煙剤の効果は長くて1週間程度。
また燻煙剤の成分はピレスロイド系が多くゴキブリがすでに耐性を持っている場合もあり、駆除効果が得にくいというデメリットがあります。
可能であれば、後述するような長期間効果が継続して空間に使用するタイプの駆除剤を選ぶと安心です。
賃貸でも持ち家でも、ゴキブリが入り込む代表的なルートは次のとおりです。
これらのすき間がある場合は、パテや防虫テープ、シーリング材などでふさいでおくと、ゴキブリの侵入率をぐっと下げることができます。
特に配管周りはホースの劣化などで隙間が生まれやすいので、定期的な点検もおすすめです。
もしも自分で侵入経路を塞ぐ自身がない方は、プロ業者への相談も検討してみてください!
空っぽの状態の部屋でゴキブリ対策を行うなら、プロ業者も使用する専用駆除剤ベクトロンSPを取り入れてみるのもおすすめです。
一般的な燻煙剤や殺虫スプレーでは、ゴキブリが耐性を獲得しており十分な効果を発揮できないことがあります。
しかし、ベクトロンSPなら以下のような特徴によって、室内のゴキブリを根こそぎ駆除・予防し、根本解決を目指せます。
こうしたメリットを生かすためにも、家具を運び入れる前の段階で部屋全体にベクトロンSPを使用し、ゴキブリが潜みそうな隙間や収納スペースも念入りに処理しておくと効果的です。
ベクトロンSPを活用することで、新居におけるゴキブリ発生リスクを大幅に軽減できるはずです。
引越し直後、まだ慣れない新居でゴキブリの姿を発見すると大きなショックを受けるものです。
原因としては、以前の住まいからの持ち込みだけでなく、すでに新居の中や建物内部に潜んでいたケースなどさまざまです。
ここでは、ゴキブリを見つけた際の初期対応から、侵入経路のチェック、速やかな再発防止策まで、具体的に取るべき行動をまとめます。
ゴキブリを見かけた場所がキッチン周辺なのか、浴室や洗面所周辺なのかによって、侵入経路や潜伏先が異なる可能性があるので、発生した場所を特定すると対策を取りやすくなります。
ゴキブリが潜んでいる場所には、フンや着色汚れの痕跡があります。
キッチン下やクローゼットの中など確認して発生場所を突き止めましょう。
見かけたゴキブリが小さいゴキブリの場合、周辺に巣がある可能性が高いので付近をくまなく探してみてください。
見かけたゴキブリが1匹だけでも油断は禁物です。
ゴキブリは基本的に集団で行動しており、1匹だけ退治しても再発の可能性が高いんです。
そんなときは、表に出ているゴキブリだけでなく、巣の中や家具の隙間にいる仲間ごと退治できる連鎖駆除タイプの薬剤を使うのがおすすめ。
ベクトロンSPであれば薬剤に触れたゴキブリが他のゴキブリに薬剤を持ち帰るので、室内に潜んでいる他の仲間ごと一網打尽にすることができます。
しかも、一度スプレーしておけば最長90日効果が持続するので、忙しい引越し後にもぴったりです。
つまりこの1本でゴキブリの駆除から予防・再発防止まで可能となる画期的な商品です。
引越しは、新生活のスタートでワクワクする反面、慌ただしさも伴う一大イベントです。
しかしこのタイミングこそ、住まいの環境を一から整えてゴキブリを根絶する絶好のチャンスでもあります。
以下の3ステップを意識しながら、計画的に行動してみましょう。
もし「市販の殺虫剤だけでは不安」「大量発生を確実に防ぎたい」という方は、プロの現場でも実際に使用される「ベクトロンSP」など専門薬剤の導入を検討してみるのもおすすめです。
ゴキブリの成虫から幼虫まで幅広く駆除効果を発揮し、根本的なゴキブリ解決が期待できます。
ゴキブリのいない快適な新生活を送るためにも、まずはこの記事で紹介した方法を参考に、引越し前~後にかけて計画的に駆除・予防を実施してみましょう。
上記リンクや専門サイトをチェックしながら、ご自身に合った対策方法を見つけてみてください。
素敵な新生活をゴキブリ被害に悩まされることなくスタートさせましょう!
はい、新しい入居先でゴキブリが発生した時の一番多い理由が以前の住居からの持ち込みです。
100%の防止は難しいですが、「侵入経路の遮断+清掃+適切な薬剤処理」の3点を徹底すれば、高い確率で再発を防ぐことができます。