2025/02/18更新
ゴキブリが家の中に現れたとき、多くの人が驚きと恐怖を感じるはずです。
できればゴキブリの姿を見ずに平穏に暮らしたい、そう思ったことはありませんか?
そこで今回はゴキブリの駆除だけではなく、発生を抑えるワンプッシュで即効性のあるスプレーと、確実に捕獲できるホイホイとの併用方法をご紹介します!
ゴキブリ駆除のアイテムと言えば、一番最初に思いつくのはごきぶりホイホイではないでしょうか?
そこで今回はゴキブリ駆除の代表的なアイテム、ごきぶりホイホイの紹介と組み合わせて対策できる最強のゴキブリ駆除方法をお伝えします。
「ごきぶりホイホイ」は、アース製薬が販売する、粘着シートを使ってゴキブリを捕まえるトラップです。
ゴキブリの好む誘引剤でおびき寄せ、シートの粘着力でしっかり捕獲することができます。
シンク下やゴキブリがよく出る場所に置くだけで簡単に使えるため、発売以来とても人気がある商品です。
ただし、この製品は捕獲に向いている商品なので、単体だけで部屋中のゴキブリを一度に全部駆除することは難しいのが現実です。
ワンプッシュタイプのスプレーは、ゴキブリが隠れているかもしれない隙間に一吹きするだけで、薬剤が部屋中に広がり、隠れているゴキブリを駆除するのに役立つアイテムです。
また、多くの製品は忌避効果(ピレスロイド系)もあるため、ゴキブリが嫌がって隠れた場所から逃げ出す作用も期待できます。
つまり、ゴキブリの正確な居場所が分からなくても対策したい方におすすめです。
ワンプッシュタイプのスプレーとごきぶりホイホイを併用すると、ゴキブリの駆除効果がさらに高まります。
ワンプッシュスプレーは、隠れていたゴキブリを追い出す作用があるものの、出てきたゴキブリがすぐに床下や家電の裏などに逃げ込んでしまうと、効果が十分に発揮されません。
そこで、家電製品や狭い隙間にスプレーを噴射し、その近くにごきぶりホイホイを仕掛けることで、出てきたゴキブリを逃さずに捕獲できます。
実際、弊社でもお客様のご自宅でこの方法を取り入れた施工を行っており、プロの技として高く評価されています。
結論から言えば、ワンプッシュタイプのスプレーによっては、撃退できない場合があります。
秘密は、含まれている成分にあります。
今までのゴキブリ駆除と言えば、ピレスロイド系殺虫剤が主力でした。
しかし同じ成分を繰り返し使ううちに少数の耐性を持つ個体が生き残り、成長と産卵を繰り返すことでだんだんと殺虫成分が効かない個体が増えてしまいました。
そのため、市販の殺虫剤を使用しても効果が現れず、反対に耐性ゴキブリが増加してしまうことがあります。
つまり、もしお使いのワンプッシュスプレーが追い出し効果(ピレスロイド系)の製品であると、ゴキブリの種類によっては全く効果がない場合あるということになります。
ワンプッシュスプレーは、ゴキブリをその場で即死させるわけではなく、見えない場所に潜んでいるゴキブリに対して高い効果を発揮します。
その特性ゆえに、本当に効果があるのか目に見えないことが多くあり、もしも殺虫成分が効かないゴキブリに対して使っていると考えると、結局時間もお金も無駄になってしまいます。
選ぶのであればピレスロイド系以外のワンプッシュスプレーを購入することをおすすめします。
では、ワンプッシュタイプのスプレーで耐性を持っているゴキブリにも効果的な商品は一体なんなんでしょうか。
ゴキブリ駆除におすすめのワンプッシュタイプのスプレーとして、ベクトロンSP があります。
ベクトロンSPは、プロの駆除業者が実際の施工現場で使用する業務用殺虫剤 で、市販の殺虫スプレーとは一線を画す高いパフォーマンスを発揮します。
ゴキブリのフンやたまごを発見した場合、室内でゴキブリが繁殖を始めているサインです。
この場合、室内に現れたゴキブリだけを駆除しても、見えないところで大繁殖をしているので焼け石に水となってしまいます。
ゴキブリのたまごにも有効なワンプッシュタイプのスプレーの活用方法を紹介いたします。
ゴキブリの卵があるということは、既に繁殖が始まっているサインです。
そのまま放っておくと、1つの卵から40匹ほどの幼虫が新たに生まれてしまいます。
また、ゴキブリのフンがあるということは、複数のゴキブリが室内に定着して活発に活動している証拠です。
ゴキブリは大抵の個体が表に姿を見せずに活動しています。
フンや卵があった場合、室内にたまたま現れたゴキブリの駆除をしても、その急速な繁殖に追いつくことはできません。
この場合は、室内全体のゴキブリの駆除と巣まるごとの駆除が必要になってきます。
ゴキブリの卵は、丈夫な殻に覆われているため、殺虫剤の成分が内部に浸透しにくいという性質があります。
そのため、卵自体に直接作用して駆除できる殺虫剤は現時点では存在しません。
また、卵は短期間で孵化するため、卵だけを狙うよりは、孵化後の個体に対して長期間効果が持続する残効性のある製品を用いる方法が有効です。
薬剤自体が卵には効果を発揮しなくても、孵化までの約1か月のあいだ有効成分が持続する製品であれば、孵化直後のゴキブリに対して駆除効果を発揮できます。
例えば、ベクトロンSPは有効期間が3か月間あるため、卵が産み落とされた時点で噴霧しておくことで、後に孵化したゴキブリの発生を効果的に抑制できます。
ゴキブリ駆除をより効果的に行うためには、1つの方法に頼るのではなく、複数の対策を組み合わせることが重要です。特に、ベクトロンSP(残留効果のあるスプレー)とゴキブリほいほい(捕獲トラップ)を併用することで、ゴキブリを確実に駆除し、再発を防ぐことができます。
本記事では、これらを効果的に活用する方法を詳しく解説します。
ベクトロンSPは、有効成分が最大3か月持続するため、ゴキブリの卵が孵化しても効果を発揮し続けます。これにより巣に潜むゴキブリだけでなく、孵化した幼虫も駆除できるため、繁殖を防ぐことが可能です。
ベクトロンSPを使用すると、しばらくして弱ったゴキブリが出てくることがありますが、中には薬剤に触れることなく逃げ回る個体もいます。
そのため、スプレーと併せてゴキブリほいほい(粘着トラップ)を設置することで、逃げた個体を確実に捕獲できます。
この2つのアイテムを組み合わせることで、以下のような効果が期待できます。
✅ スプレーで潜んでいるゴキブリを駆除しつつ、孵化後の個体にも効果を発揮
✅ 逃げた個体をトラップで確実に捕獲し、駆除漏れを防ぐ
✅ 孵化後のゴキブリもトラップにかかることで、継続的な駆除が可能
ゴキブリは繁殖力が高く、一度発生すると完全に駆除するのが難しくなります。
そのため、ゴキブリを「侵入させない」「住み着かせない」「繁殖させない」ための総合的な対策が重要です。本記事では、ゴキブリを完全にシャットアウトするための徹底対策を紹介します。
ゴキブリは わずか0.5mm程度の隙間 からでも侵入できます。まずは 家に入れない ことが第一歩です。
ゴキブリが生息しやすい環境をなくすことで、居つかせないようにします。
侵入したゴキブリが繁殖しないように、卵や幼虫の段階でしっかり駆除することが重要です。
① ベクトロンSP(スプレー)で駆除
② ゴキブリほいほい(トラップ)で捕獲
ゴキブリの卵やフンがあった場合でも、継続的な対策で完全シャットアウトすることができます。