ゴキブリに有効なベイト剤(毒餌)で駆除対策!設置場所や方法を業者が解説- 害虫獣SOS

ゴキブリ・ベイト工法

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ゴキブリ駆除ベイト剤

ベイト工法は、ゴキブリの生態や行動習慣をうまく活用する事で効率的に駆除と対策ができる手段の1つになります。

ほぼ全てのベイト剤は、即効性がなく遅効性重視に作られており、集団生活生物ですので連鎖駆除を目的として行います。

知識がない状態でやみくもに設置してしまうと寄せ付けてしまうデメリットがございますので、その点も踏まえてこちらのページでしっかり解説いたします。

ベイト工法の目次

ゴキブリ駆除・対策に効果的なベイト工法(毒餌剤)を詳しくご紹介

ベイト工法でゴキブリの連鎖駆除を狙う!!
その道のプロが実体験を含めて詳しくご紹介致します。
※ゴキブリ駆除現場のリアルな写真も含まれておりますので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。(モザイク無し)

ゴキブリ連鎖駆除 ベイト工法とは!?


 

ゴキブリの連鎖駆除に最も効果的なベイト工法とは、簡単に言うと専用の毒餌(ベイト剤)を仕掛け、ゴキブリが食べることによって連鎖駆除を狙う駆除工法で、死骸のゴキブリを共食いするという特性を活かして行います。
ベイト剤(毒餌)を食べたゴキブリは、毒が回り成分によって死滅するまでに速攻で効く物から数時間後に死滅する物まで様々ですが、毒死したゴキブリは体内に毒成分が残っておりますので、共食いしたゴキブリ・吐き戻し食・糞食・接触・物理的伝搬毒などで毒が連鎖し、効率良く連鎖駆除が狙えます。
市販でも売っているホウ酸団子も連鎖駆除を目的とするベイト工法の一種でして、ベイト剤と似たような効果が期待できる成分です。
また、ゴキブリの卵にも毒が回る可能性があり、100%ではないですが増殖を防げる可能性や、赤ちゃんゴキブリの駆除にも効果的です。
※ゴキブリの卵は、卵鞘が守っており卵鞘内に15~40個の卵が入っております。卵鞘は、殺虫剤では浸透しない為、吹きかけても生まれてきてしまいます。

侵入経路対策 ベイト剤

 

 

ゴキブリ用ベイト剤 ドミノ効果とは!?


 

ベイト剤には【ドミノ効果】という1匹のゴキブリにベイト剤を適用すれば、次々と仲間に伝播していき、群れ全体を駆除することができることをドミノ倒し(連鎖駆除)なぞられた由来です。
ドミノ効果は、約7つの伝播形式で感染していきます。
・仲間同士の接触・嘔吐食(吐き戻した物を仲間が食べる)・仲間同士の舐め合い・口移し給餌・糞食(ベイト剤を食べた仲間の糞を食べる)・共食い(ベイト剤を食べて弱った仲間・死んだ仲間を食らう)・唾液のやり取り
ゴキブリのほぼ無限とも言える繁殖力に対して、絶大な効果が得られる駆除方法の1つです。

 

ゴキブリ用 ベイト剤の特徴


ゴキブリ用のベイト剤(毒餌)は、様々な種類が有り商品によって即効性の高い物から時間差で効いてくる物まで様々です。
ベイト剤(毒餌)は連鎖駆除を狙う為の商品ですので、即効性が高いから必ずしも良いわけではなく、ゴキブリの種類ごとに習性が異なる為、即効性の高いものが効果的・時間差で効く方が効果的などゴキブリを良く理解した上で、ベイト剤(成分)を使い分けることにより、しっかり効果を出せると弊社は経験上考えております。

ゴキブリベイト剤

ゴキブリの種類ごとのベイト成分の分け方


ゴキブリ用ベイト剤に使われる成分をご紹介していきます。

名称:クロチアニジン
英語:(Clothianidin)
化学式:C6N5H8SO2Cl
名称:ピリプロキシフェン
英語:(Pyriproxyfen)
化学式:C20H19NO3
名称:フィプロニル
英語:(Fipronil)
化学式:C12H4Cl2F6N4OS
名称:インドキサカルブ
英語:(Indoxacarb)
化学式:C22H17ClF3N3O7
名称:ヒドラメチルノン
英語:(Hydramethylnon)
化学式:C25H24F6N4
名称:ジノテフラン
英語:(Dinotefuran)
化学式:C7H14N4O3

チャバネゴキブリに有効的ベイト剤成分


実際弊社が使用していて、即効性が高いと感じる成分は、有効成分フィプロニルですが、他の成分と比べてかなり高価な材料ですが、抜群にチャバネゴキブリに効くのは事実です。
チャバネゴキブリの習性は、巣の近くでしか行動しない為、行動範囲が極端に狭いので、食を満たしたら巣に帰りますので、なるべく即効性のある成分を使用し、連鎖駆除を狙います。
また、チャバネゴキブリの場合は繁殖力が凄まじいので、個体数がクロゴキブリの比でないため、ベイト剤の量をかなり多めに打たないとすぐに食べつくされますので、その点を注意してください。
また、チャバネゴキブリが1匹いたらもうゴキブリハウス化していると考えた方がよろしいかと思いますので、定期的な対策が必要になります。
チャバネゴキブリの場合は、どんなに高価で強力なベイト剤を仕掛けたり、エアゾールや残留薬剤散布・燻煙剤で駆除を行っても、一回の施工で根絶や出なくすることはまず不可能と考えた方がよろしいです。
注意した方が良い点として、エアゾールに含まれる有効成分のピレスロイドは、ノックダウン効果は高く、見た目上減っている感覚ですが、忌避性がある為、ベイト剤との相性がとても悪く、せっかく仕掛けたベイト剤周辺に成分が残っていると、食べが悪くなってしまいます。
忌避性が残る期間は1ヶ月程と言われており、1ヶ月後から食べ初め、効果が出ますがその期間ロスをしてしまっているということになる為、効率が悪くなります。
また、チャバネゴキブリはクロゴキブリと違って、卵が孵化する瞬間に生み落とす為、エアゾール駆除では卵まで有効成分が届かず、生まれてしまいますので、根絶が非常に難しいです。

定期的な駆除で地道に減らしていくというのが一番の近道だと思ってください。

チャバネゴキブリ

追記と注意点


ある研究機関がチャバネゴキブリに関して、ベイト剤有効成分ヒドラメルチノンに対して抗体がついて効かなくなっている事を発表しております。
ローイングと言って、1年毎に使用する有効成分を変えないと、繁殖サイクルが早いため、また抗体を持ってしまうと注意喚起しております。
抗体を持ったチャバネゴキブリは、その成分はもう効かなくなってしまいますので、どんどん解決が難しくなってしまいます。
また、目がとても悪いゴキブリは、嗅覚・味覚が非常に優れており、近年ベイト剤有効成分に苦味を感じ、食べが悪くなっていることも問題となっております。

※お客様から聞いたですが、チャバネゴキブリ一斉駆除して出なくさせますという業者がいるみたいですが、まず不可能ですし、頼んで高額請求され、翌日にはまた出てきてしまい、その後弊社にご依頼いただいたケースが何件もございます。
本当にできるなら紹介してほしいぐらいですね。

クロゴキブリに有効的ベイト剤成分


クロゴキブリは、習性上行動範囲がとても広く様々な場所を移動する為、弊社ではなるべくベイト剤(毒餌)の効き目が数時間後から効き始める物(成分)を使用し、連鎖駆除を狙います。
※数が多すぎる場合は、即効性の高い有効成分を使用します。
理想は、巣に帰ったときに接触・吐き戻し食・糞食・物理的伝搬や死滅し、共食いからの連鎖駆除狙いたいので、即効性のベイト剤(毒餌)を使用しますと、死滅はしますが、他の仲間ゴキブリとの接触や共食いの発生がしづらいく、連鎖駆除を狙えません。
弊社でクロゴキブリ駆除でよく使うのは、有効成分インドキサカルブのベイト剤を使用します。
理由は伝播性もあり、ノックダウンするまでの時間が早すぎず遅すぎずと丁度良く、効果の実感が高いです。

ホウ酸団子も、腸内細菌を死滅させて食べ物から消化吸収が出来なくなり、脱水からの乾燥死となる為、食べてから死滅までの期間が長いので、市販の物の中では効果的と考えられます。

クロゴキブリだからといって甘く見ない


世間一般的にチャバネゴキブリと違って、クロゴキブリは甘く見られがち(業者も含め)ですが、実は大量繁殖する可能性は大いにございます。
その理由は、屋外を拠点にするクロゴキブリが多く、行動範囲が広いため餌を求めてたまたま屋内に入ってくるといったケースも少なからず多いからです。
ただ、その一匹の侵入から巣を作り、卵を産み付け繁殖するという事もございますので、対策を怠ると後に大変な事になります。(産卵場所の多くは、引き出しの裏や隅っこ・排水溝付近・屋根裏・床下・家具の裏など)
産卵最中のゴキブリはお尻に卵鞘を抱えており、死に際生み落とす事もございます。(下記に実際の写真)
弊社も過去に何度かクロゴキブリの大量発生の現場の駆除をおこなった事例がございますが、とても大変で費用もかなりかかりますし、理由をつけて逃げる業者も多いのでそうならない為に早めの対策をおこなう事を強くお勧めします。
また、集合住宅なら自宅の上下両隣の入居者様に少なからずゴキブリ被害が出ます。
一軒家の場合は、近隣の住宅に被害が出て、周りから集団訴訟された方もいらっしゃいますので、しっかり対策をおこないましょう。

【死に際に卵を生み落とした実際の写真】
エアゾール吹きかけから数秒後に生み落とし
卵鞘で守られているので薬剤のみでは生まれてくる

【一軒家に燻煙工法をおこなった際の写真】
外壁・屋根の取り合いなどのあらゆる所から外に逃げ出したクロゴキブリ達 近隣配慮の大型トラップを設置

ベイト工法の4つのメリット


1.連鎖駆除を狙える
ゴキブリの習性を活かし、薬剤散布や燻煙などで駆除しきれない、隠れたゴキブリまで駆除することが可能。

2.設置して匂いが気になることがあまりない
強烈な匂いを発する薬剤なら設置したくないと思いますが、気になるほど匂いがしない。

3.設置場所のカスタマイズがしやすい
様々なベイトステーションががある為、置き型に設置することや壁などに設置することが可能。

4.近隣の二次被害を気にせず施工が可能
燻煙工法などはゴキブリがビックリして、屋外や隣の家などに出ていくことがあるが、ベイト工法の場合は大丈夫。

ベイト工法の3つのデメリット


1.侵入経路を塞がない状態で設置すると一時的にゴキブリの出入りが多くなる可能性がある
基本的にゴキブリは食べ物を求めて部屋などに入ってくる為、設置したことによ呼び寄せてしまう可能性がある。
※素人業者や自身の設置によくある

2.素人ががむしゃらに設置すると、ゴキブリの出入りが多くなる場合がある
ゴキブリの侵入経路や巣の付近などに設置しないと、ゴキブリを見かける回数が増えてしまうケース

3.ベイト剤(毒餌)が高い
市販の安い物で1本/1000円代~業務用の高い物になると1本/7000円を超える物がある為、高価です。

弊社のベイト工法施工事例


弊社でベイト工法の施工をおこなった、建物ごとの施工事例をご紹介いたします。
ベイト工法は、設置場所などを間違えると、見かける回数が増えてしまい、『ゴキブリが増えた?』と思ってしまうこともございますので、巣になっている所や、ゴキブリの出入り多い箇所を狙って設置する事が基本です。
また、防除(侵入経路遮断)後にベイト剤を設置することによって、新規のゴキブリの侵入を防ぎ、巣に帰れなくなったゴキブリを駆除することも可能ですので、物理防除を合わせて設置することでより効果がでる場合もございます。

ベイト剤設置

マンション キッチン下排水廻り ベイト剤設置


キッチンなどの配管廻りにゴキブリが出入りや住みかにしているケースがとても多く、糞が落ちていることも多々ございます。ゴキブリは糞からフェロモンを発しており仲間ゴキブリを呼び寄せてしまいますので注意が必要です。
ベイト剤は、ゴキブリの住みかや出入り口に設置するととても効果できという点と、部屋などの見える位置においてしまうと、ベイト剤の誘引成分でゴキブリを引き付け、見かける回数が増えてしまうケースもございます。

ゴキブリベイト剤
ゴキブリベイト剤

 

戸建て 洗面台排水廻り ベイト剤設置


独立洗面台の配管廻りも、床下からゴキブリが出入りする侵入経路の一つですので、ベイト剤設置は効果的です。
配管廻りもいろいろなタイプがあり、こちらのタイプはわかりやすい為事例に載せておりますが、すこし解体しなければ対策できないタイプもございます。

ゴキブリベイト剤設置
ゴキブリ駆除ベイト剤設置

 

換気扇廻り ベイト剤設置


こちらは、換気扇廻りの内部からのベイト対策の事例です。
換気扇の配管は、壁裏と繋がっており、ゴキブリの侵入経路になっていることが多々あり、業者もよく見落とすスポットでして、換気扇を分解しないとできないという大変さがありますが、やらないと完璧に防除することはできません。

換気扇廻りベイト設置
換気扇廻りベイト剤設置

 

アパート キッチン下 排水廻り ベイト剤設置(物理防除後)


こちらは、物理防除施工を行った後にベイト剤を設置した事例となります。
物理防除で侵入経路を塞いだら終わりではなく、こちらからは入ってこれなくなりますが、室内に隠れていたゴキブリがこちらの経路に帰ってくることも予想されますので、抜け目なくベイト剤は設置した方がよろしいです。
また、物理防除前にも配管の隙間から直接ベイト剤を打っており、床下のゴキブリ対策も考え施工しております。

キッチンベイト剤設置
キッチンベイト剤設置

 

店舗 厨房機器廻り ベイト剤設置


店舗によく出るゴキブリはチャバネゴキブリという種類でクロゴキブリなどに比べて、繁殖力や特定の薬剤抗体を持つ解決が難しいゴキブリです。
寒さに弱いゴキブリは、電子機器(厨房機器など)の暖かい場所を好み住みかにする習性があり、暖をとれる店舗は家庭のゴキブリと違って1年中活動しているため、常にベイト剤の交換・増し打ちやその他薬剤での科学防除が必須となります。

厨房機器廻り ベイト剤
厨房機器廻りベイト剤

 

戸建て コンセント廻り ベイト剤注入


ご家庭のコンセント廻りは、壁裏との経路になっており、また寒さに弱いゴキブリは暖がとれる場所を好みますので、被害状況によっては、対策しなければならない場所の一つです。
建築物で壁裏や床下・天井上と通じている付け場所は、どうしても侵入経路や住みかになりやすいので注意が必要です。

コンセント廻りベイト剤設置
コンセント廻り ベイト剤

 

施設 ケーブルカバー内 ベイト剤設置


施設のケーブルカバー内を住みかにされていた為、直接ベイト剤を設置した事例になります。

ケーブルカバー内 ベイト剤設置
ケーブルカバー内 ベイト剤設置

 

店舗 電子機器周辺 ベイト剤設置


店舗様には、24時間稼働している電子機器が多く、チャバネゴキブリにとって24時間暖かい電子機器は絶好の住みかです。

この他に、コーヒーメーカの中・レジカウンターの中等あらゆる電子機器内部に住みかを作る事例は多いです。

電子機器周辺ベイト剤設置
電子機器周辺ベイト剤設置

 

ベイト剤の種類と製品


ゴキブリに限らず、害虫駆除全般で言えることですが、他国の方が薬剤や駆除機器の技術が進んでおり、ベイト剤も元々海外の物ですです。
外資系製薬会社大手企業は、日本にも進出し、日本法人化をして商品販売を展開しております。
ベイト剤は、海外で研究・生産されたことが始まりであり、外資系商品は、実際に使っても良い商品と感じるので、害虫駆除業者も取り扱っている会社が多いです。

大手日本企業(外資系日本法人含む)のベイト剤

以下の表の商品は、大手製薬メーカーのベイト剤のみのご紹介になります。(中小企業を含めると他にもございます)
弊社でも実際に使ったことがある商品ですので、使ってみた感想も一緒にご紹介していきます。

メーカー商品名有効成分適用ゴキブリ種類
住化エンバイロメンタルサイエンス(株)ミサイルジェルDジノテフランチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等

有効成分ジノテフランが入っており、安全性がとても高いのが特徴です。
市場に出回っている価格がやや高いイメージで研究機関のベイト剤別実験では、他の有効成分に比べて、ドミノ倒し効果が低いですが、人間に対しての安全性は高い商品ですので、小さいお子様がいるお部屋などの設置に向いてるかと思います。

バイエルクロップサイエンス(株)マックスフォースジェルKヒドラメルチノンチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等

有効成分ヒドラメルチノンが入っており、クロゴキブリ系・チャバネゴキブリにも効果あります。
コストパフォーマンスも良く、ゴキブリの食いつきも悪くありませんが、近年チャバネゴキブリにヒドラメルチノンの抗体を持ち始めた例が出てきており、弊社でもあまり使わなくなりました。

バイエルクロップサイエンス(株)マックスフォースマグナムフィプロニルチャバネゴキブリ

有効成分フィプロニルが入っており、主にチャバネゴキブリの駆除を目的とした商品で、弊社も大量発生の現場に使用します。
国内で売っているベイト剤の中でも群を抜いて高いベイト剤ですが、

シンジェンタ ジャパン(株)アドビオン LSジェルインドキサカルブチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等

有効成分インドキサカルブが入っており、弊社では主にクロゴキブリ駆除に使用しております。
他のベイト剤と一緒に置いて試した時は、クロゴキブリに対して一番食いつきが良く、誘引効果がすごく高いと感じます。

 

大手海外企業のベイト剤


日本では承認されていない有効成分のベイト剤もあり、わかりませんが今後出回る可能性もあるかあもしれません。

メーカー商品名有効成分適用ゴキブリ
Vendetta社Roach Gel Bait Insecticideアバメクチンチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等
Vendetta社Nitro – Roach Killerクロチアニジン・ピリプロキシフェンチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等
Vendetta社Plus – Roach Killerピリプロキシフェン・アバメクチンチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等
Advion社Roach Bait Killerインドキサカルブチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等
Maxforce社Maxforce Select – Roach Bait Killerフィプロニルチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等
Maxforce社Maxforce FC Magnum Roach Killerフィプロニルチャバネゴキブリ・クロゴキブリ等

ベイト剤の効果期間


ベイト剤は商品によって効果期間が様々ですが、経験上最長2ヶ月以内に交換した方がいいかと思います。
水っぽいベイト・ドロッとした固めのベイトの2種類がありまして、水っぽいベイトは、2.3週間経つとカビが生えてたり、固めのベイトは、2ヶ月経たないうちに固まっていたりするので、できれば1ヶ月ごとの交換を行い、無理なら2ヶ月以内に交換することをお勧めします。
※研究機関がベイト剤設置後の有効期間を調べた所、カビなどが生えても設置から2.3ヶ月は一応食べてるとの事でしたが、食べが悪くなることは確かなので、打ち換えをお勧めしております。

市販のベイト剤


主に業務用目線でベイト剤についてお話してきましたが、市販でも簡単に設置をおこなえるベイトステーションに既に入っている状態で販売されている置くだけタイプの商品があるので、プロ目線で置き方や場所・設置する際の注意についてご紹介していきます。

設置場所は、部屋などの人目に付く場所に置くと、誘引成分が強いので、ゴキブリを見かけてしまう確率が増えてしまう事があるので、24時間暖かい冷蔵庫の下・キッチン下の配管廻りに設置すると良いです。

よくある質問のQ&A


ベイト工法って何?

簡単に言うと毒餌剤で、経口から食べさせて、体内に毒を入れ、ゴキブリの習性である、共食い・吐き戻し食・糞食・接触にて連鎖駆除(ドミノ倒し効果)が期待できる工法。

ベイト剤の効果期間は?

メーカーや商品によって、効果期間の記載が1年や半年など様々ですが、施工をしていて実感するのは、設置から2ヶ月程経過すると食べが悪くなる傾向がある為、1ヶ月毎に交換すると間違いがない。

最適なベイト剤の設置場所は?

誘引性がとても強く、部屋などの目につきやすい場所に置くと見かける事が多くなる事がある為、基本的に侵入経路周辺や巣の周辺に設置する。

高価なベイトと安価なベイトの違いは?

安価でも良い商品がある為、一概には言えないが、チャバネゴキブリや大量発生現場に使用するのは、なるべく伝播性が強い物が効くのでどうしても高価なベイトが効く事が多い。