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【毎日出るゴキブリに悩む方必見】効果的な大量発生の駆除ステップとは?

2025/01/20更新

ゴキブリ毎日大量発生

「毎日ゴキブリが出てくる」「気づくとキッチンや壁を這っている」という状況にお困りではありませんか?

実は毎日のようにゴキブリが出現するのは室内がゴキブリ達にとって好ましい環境になっているかも知れません。

そのまま放置してしまうとさらなる繁殖を促すことになるので早めの対策が必要です。

今回はゴキブリが大量発生する原因から具体的な対策方法まで順を追って解説します。

目次

ゴキブリ大量発生の原因とは?

ゴキブリ大量繁殖

ゴキブリが大量発生してしまう背景には、室内の衛生管理や建物の構造、周囲の温度・湿度など、さまざまな要素が影響しています。

ここではゴキブリが活発に繁殖し、住まいに侵入しやすくなる代表的な原因を取り上げ、どのように大量発生を招いてしまうのかを詳しく説明していきます。

食べ物の放置

ゴキブリ食卓大量発生

ゴキブリは雑食性の害虫で栄養のあるものであれば、ほぼなんでも食べて生き延びます。
台所やダイニング周辺で食べ物やほこりが放置されていると、ゴキブリ達の格好の餌場になり大量発生に繋がります。

水場の供給

ゴキブリ大量発生水場

水もゴキブリにとって生存していく上で欠かせません。キッチンのシンクや浴室に水気が溜まっているとそれだけでゴキブリ達を引き寄せてしまいます。

隠れ場所の多さ

ゴキブリ隠れ場所

ゴキブリは暗くて狭い隙間を好みます。家電製品の隙間や、物が乱雑に積まれているような箇所はありませんか?このような場所はゴキブリが繁殖しやすい環境といえます。

高温多湿な場所

ゴキブリ高温多湿大量発生

ゴキブリは高温多湿で暗い環境に住み着きます。冷蔵庫の裏やエアコンの中などはゴキブリ達にとって快適な生活場所と言えるでしょう。

外部からの侵入

ゴキブリ外部から進入

ゴキブリは窓や換気口、キッチン下の排水管周りの隙間から侵入します。特に侵入経路対策がされていない建物では外部からゴキブリが入り込みやすくなります。

アパート・マンションでゴキブリが大量発生しやすい理由とリスク

アパートマンションゴキブリ大量発生

アパートやマンションでゴキブリが大量発生しやすい原因として、建物の構造と住人の生活環境が大きく関係しています。

部屋から部屋へ移動できる

ゴキブリ部屋間移動

アパートやマンションは建物内部(床下・天井裏)や配管が複数の部屋でつながっています。

そのためゴキブリが一度建物内に侵入すると、隣室や上下階に簡単に移動できてしまいます。

ゴキブリに侵入されたアパートやマンションは、上下左右どこの部屋にも移動できる最高の住処となってしまいます。

共用部分などの衛生具合

ゴキブリマンション廊下共用部分

また住人全員の衛生管理の意識が統一されていないと、共用廊下やゴミ置き場に生ゴミや食品カスが溜まりやすくなり、ゴキブリにとって格好の餌場となり得てしまいます。

【結論】個別対策だけでは不十分

ゴキブリ対策個別

ゴキブリが建物内部に侵入した場合、個別の部屋でいくら駆除や対策を行っても、共用部や他の部屋が対策を怠っていれば再度侵入される可能性があります。建物全体での衛星管理の徹底が必要ですが実際のところ容易ではないのが実情です。

小さいゴキブリが毎日出るときの対策方法:初期段階で防ぐポイント

ゴキブリ毎日出る対策

小さいゴキブリを毎日見かけるということは、すでに別の成虫が室内に侵入し繁殖している恐れがあります。

小さい個体が連日出現する場合は、出現する個体の駆除だけではなく巣や卵の駆除が必要になってきます。

またゴキブリは非常に早い繁殖スピードで知られていますので、小さいゴキブリを見過ごしてしまうと、後にゴキブリの大量発生に繋がってしまいます。

別の記事で小さいゴキブリについて書いていますので詳しくはこちらをご覧ください!

この章では、小さいゴキブリが出た時の駆除ステップを順を追って説明していきます。

発生した小さいゴキブリを駆除する

小さいゴキブリ駆除

小さなゴキブリが毎日出る場合は、まずは発生した個体の駆除を行いましょう。

その場に出たゴキブリの駆除には殺虫スプレーの使用が素早く便利です。

殺虫スプレーには即効性の高いタイプや冷却ガスを使った様々な種類のタイプがあります。

ピレスロイド系の成分が含まれていれば、ゴキブリ専用のものでなくても代用することができます。

巣の場所の特定をする

ゴキブリ巣特定

小さいゴキブリや若い個体が頻繁に見られる場合、ゴキブリが巣を作り繁殖している可能性があります。

室内に出たゴキブリの駆除だけでは根本的な解決にはならないので巣ごとの駆除が必要になります。

ゴキブリの巣となりそうな場所(暗くて高温多湿な場所)を重点的に探してみてください。

例えば、キッチン下の配管や壁と床の間の巾木の隙間などに巣を作るケースが多いです。

小さなゴキブリは巣の周りを活動範囲とするので、目撃した場所の近くを住処にしています。

ゴキブリは集団で生活をする性質を持っているため、1匹の個体を見かけた場合はすくなくとも数十匹の別の個体が潜んでいると考える必要があります。

ゴキブリが毎日出る同じ場所に潜む根本原因を徹底解明

ゴキブリ発生根本原因

ゴキブリを毎日同じ場所で見かける場合、その近くに巣や外部からの侵入経路が必ずあります。

侵入経路となる隙間や場所が残されたままだと外部からゴキブリが継続的に侵入してくることになります。

巣となりそうな場所がないか確認する

ゴキブリ巣確認

ゴキブリは狭く暗い場所に好んで巣を作ます。また家電の裏やキッチンの水回りなど、温かくて湿度が高い場所もゴキブリにとって最高の環境となります。

このような場所にゴキブリが出入りしていないか、室内をよく確認してみてください。

また食べ残しや水気など、ゴキブリの栄養素となりえるものを取り除くこともゴキブリを住み着かせないためには必要です。

外部からの侵入経路がないか確認する

ゴキブリはわずかな隙間を通って外部から侵入してくることがあります。

キッチンの下の配管やエアコンの配管穴などの隙間からゴキブリが侵入しているかもしれません。

(以前、「エアコンからゴキブリが!?」という記事を書いているので、リンクを張っておきます。)

また、ゴキブリの種類によっては、わずか0.5mmの隙間さえ簡単に通れてしまう個体がいます。

0.5mmとはコピー用紙を5枚ほど重ねた厚さと同じ非常に小さな隙間です。

普段は見逃しがちな隙間がゴキブリの通り道になっている可能性がありますので、しっかりと隙間を埋めていくことが重要になります。

ゴキブリ大量発生を事前に防ぐ!プロが教える効果的な対策

ゴキブリプロ効果的

ゴキブリの大量発生を防ぐには日頃の対策が必要です。

手に負えなくなる前に日常的な対策で大量発生を事前に防ぎましょう。

徹底した衛生管理

ゴキブリ衛生管理

ゴキブリは少量の食べ物や水だけでも繁殖可能で、不衛生な環境を好みます。反対に清潔な衛生管理の徹底を行えば、それだけでもゴキブリの大量発生を少しは防ぐことができます。

ゴキブリが嫌う衛生環境とは、

・食品類の管理

室内で一番食べ物を扱う機会が多いキッチン周りは、ゴキブリが多く出現する場所のひとつです。
食品類は密閉し保管して、食べものを放置したままにしないよう心掛けてください。

生ごみが出た場合は、できるだけ匂いが外に漏れださないように密閉し、長時間室内に置かないように定期的に処分しましょう。
ゴミ箱は蓋つきの方がゴキブリの侵入をより防ぎやすくなります。

・家具・家電の清掃

冷蔵庫や電子レンジ、食器棚の裏や下はゴキブリが隠れやすい場所となります。
定期的に動かしてほこりや食べかすを清掃してみてください。
またゴキブリは暖かい場所を好むので、家電のモーター付近に粘着トラップを仕掛けることも効果的です。

これらの清掃をゴキブリが活発に動き回る春~夏ころまでに重点的に行うことで、室内での大量発生を事前に防ぐことができます。

ゴキブリ大量発生の駆除はどうする?市販アイテムと業者依頼の選び方

ゴキブリ専門業者の選び方

すでに室内でゴキブリが大量発生している場合は、市販アイテムを使うことによって迅速かつ効果的な駆除対策が必要です。

市販の駆除グッズを使用するか専門業者に依頼するか、状況に応じた最適な方法を選びましょう。

市販の駆除アイテムを使うメリット

ゴキブリ市販品駆除

市販の駆除アイテムのメリットは、ドラッグストアなどで購入できる手軽さと低コストで駆除ができる経済性にあります。

主な市販の駆除アイテムの種類は、毒餌タイプ、スプレータイプ、粘着トラップタイプと様々あり、タイプ別で詳しく説明しているページがありますのでそちらもご覧になってみてください。

市販の駆除アイテムは、ゴキブリの発生状況が比較的軽度で自力で対応できる方に向いています。

ただし、市販の駆除アイテムはどれもゴキブリの卵には効果がないので注意が必要です。

また室内の個体を駆除しても外部の侵入経路が開いたままだと駆除の効果は一過性のものになります。

専門業者に依頼するメリット

ゴキブリ専門業者メリット

すでに大量発生しており自力での解決が難しい場合やそもそもゴキブリを見たくないという方の場合は専門業者への依頼が最適です。

専門業者であれば、ゴキブリの巣の場所の特定や発生源を的確に特定して、根本解決を目指すことができます。

また専門業者でしか扱えない「ベクトロンSP」という業務用の医薬部外品があり、市販品に抵抗性を持ったチャバネゴキブリの駆除に最大の効果をもたらします。

ベクトロンSPは非忌避性の薬剤で、噴射した場所をゴキブリが通過しその薬剤を巣に持ち帰ることで、他の個体にも駆除効果を波及させる高い連鎖効果があります。

25㎡の部屋であれば、ベクトロンSPを15プッシュするだけで約3か月間持続する効果が期待できます。

そしてゴキブリの駆除のみでなく、侵入経路を塞ぐような原因まで解決しますので今後のゴキブリの大量発生を防ぐことにもつながります。

専門業者を選ぶときのポイント

ゴキブリ専門業者ポイント

このようにゴキブリ駆除を専門業者へ依頼することはいくつかのメリットがありますが、注意しなくてはいけない点もあります。

選ぶ時のポイントは次の通りです。

実績・口コミの確認

ゴキブリ実績口コミ確認

依頼をする前に施工件数やペストコントロール技術者が在籍しているかどうか確認してみてください。

ペストコントロール技術者とは、害虫や害獣の駆除・予防を専門的に行う技術者のことを指します。

またGoogleマップの口コミ数や内容を確認してみることも大切です。

料金の明確さ

ゴキブリ専門業者料金明確

ホームページに記載している料金と事前見積の料金に大きな差がないか確認することも専門業者を選ぶ時のポイントです。

あまりにもホームページの料金と実際の料金に開きがあったり、追加でオプション費用を請求される場合は悪質業者である可能性が高いです。

「最近急増する悪質業者」について、以前このような記事を書いていますので参考にしてみてください。

適切な駆除方法の提案

ゴキブリ駆除方法提案

現在のゴキブリの被害状況に応じた薬剤の選定や駆除方法を提案してくれるかどうかも重要です。悪質業者の中には、事前の連絡で詳しい説明をせずにいきなり訪問して高額な施工が必要だと迫ってくるケースがあります。

このような被害を避けるためにも、初回の相談の段階で方針や駆除の方法などの説明を受けるようにしましょう。

まとめ:早めの対策でゴキブリを根絶し、快適な住まいを取り戻そう

ゴキブリ大量発生まとめ

ゴキブリは多くの人にとって不快で、特に家の中で目撃すると不安を感じる方も多いと思います。

ゴキブリは一度繁殖を始めると短期間で爆発的に数が増えることがあります。

そうなってしまっては、駆除費用も時間も余計にかかることになり、無駄な出費です。

毎日ゴキブリが出る場合は、まだ被害が少ない内に即座に駆除しその発生原因を突き止める必要があります。

もしも自分自身で対処するのが難しい場合、プロの力を借りる選択肢も考えてみてください。

その場合、悪質な業者に引っかからないようにぜひ参考にしてください。

このblogを書いた人

Kaishi_Takeda
Kaishi_Takeda株式会社ハウステクト 代表取締役・出張施工サービス『害虫獣SOS』・害虫駆除のプログッズECサイト『ペスぽち』の運営
【保有資格】
ペストコントロール1級技術者・防除作業監督者・罠猟狩猟免許

【実績】
店舗・施設・戸建て・集合住宅問わず、累計6000件以上のゴキブリ等の害虫・ねずみ等の害獣現場を担当し、大量発生・他社の再発案件も含め解決してきた、駆除・対策のプロフェッショナル。
ゴキブリ・トコジラミ・ネズミ等の害虫・害獣に関する、種類別の特性や生態・行動パターン・各種建物構造も熟知しており、ご自身での駆除方法~対策方法まで幅広く情報を発信する。
2021年から急激に素人ボッタクリ業者が増えたので、業者選びの注意点も公開しております。

【地上波メディア出演履歴】
めざまし8(2024年3月11日)・Day Day(2024年6月4日)・カンテレ8(2024年6月5日)

【メディア出演履歴】
AERAdot.・週刊プレイボーイ・週刊女性