【闇を暴露】ゴキブリ駆除の悪質業者が急増…高額請求の回避方法を解説 - 害虫獣SOS

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【闇を暴露】ゴキブリ駆除の悪質業者が急増…高額請求の回避方法を解説

2023/07/10更新

ゴキブリ駆除高額請求

2023年8月6日(月)更新

これからゴキブリ駆除・対策を検討の方』『既に騙されてしまった方必見!!

この記事は、弊社が被害にあった多数のお客様から情報提供をいただき、被害者が毎年の増えている事を実感し、これ以上騙される人が増えないようにしたいという気持ちとしっかりやっているプロからしても、害虫駆除業界に悪いイメージがついてしまってきているのを大変遺憾に思いしっかり解説していきます。

今回は、ゴキブリ駆除にフォーカスして書きますが、他にも被害が多いのはハチ駆除やネズミ駆除等の害獣駆除が多いですので、今後別の機会に紹介します。

現役マーケターにご協力いただき、業界の闇をしっかり解説します。

目次

目次(コンテンツ一覧)

ゴキブリ駆除の被害相談件数が年々上昇

ゴキブリ悪徳業者

神戸市消費生活センターによると、主にゴキブリ駆除で想定外の高額料金を請求されたという被害相談が毎年増えているという発表があり、2019年と比べると2022年は44件で約3倍に増えているとの事でセンターが注意を呼びかけています。

上記は相談件数ベースですので、実際の被害者はもっとたくさんの方々がいるかと思われます。

弊社の感覚では、2021年から被害者が急増しているのを実感しており、よく被害に遭われた方からセカンドオピニオンとしてご依頼をいただく事が明らかに増えました。

ゴキブリ駆除で高額請求の被害を受けやすい人の特徴

ゴキブリ駆除高額請求

高額請求の被害を受けやすい方受けにくい方特徴を詳しく解説いたします。

弊社のお客様を分析しますと、ご依頼される層が大きく分けると2つに分かれます。

高額請求の被害を受けにくい方の特徴


ゴキブリ駆除高額請求

1つ目の層は、ゴキブリ被害があるが、何とか自力で駆除までできるが、今後出ないように対策をしたいというお客様の層で主に日中にご依頼されることが多い方々です。

こういった方は、ある程度ゴキブリに対して余裕があるので、高額請求に繋がりにくいです。

高額請求の被害を受けやすい方の特徴


ゴキブリ高額請求

2つ目の層は、ゴキブリを見るのも嫌で自力で退治ができないお客様の層で主に夜間(約20時~5時)に『今出てるから退治してほしい』とご依頼される方々です。

こういった方は、ゴキブリに対して余裕がないので、不安から口車に乗せられやすく、額請求に繋がりやすく、悪質な業者はこの層の方々をメインターゲットにしております。

高額請求を回避するポイント


こ こ が ポイント!!

まず契約は急がず冷静に行ってください!

業者もゴキブリが苦手とわかってお伺いしているので、不安を煽るようなトークで高額請求を行ってきますが、一度冷静になって不当な金額(薬剤散布のみで6万円を超えるような請求)を提示されたら契約を見送りましょう。

根本的な原因は侵入経路にあり、薬剤散布のみの施工を契約してもほとんどのケースがすぐに再発しますので、払い損になる可能性が高いです。

薬剤のみで再発する理由も、どんな薬剤を使用してもすぐに全滅させることが困難で、ゴキブリ駆除の薬剤は基本的に連鎖駆除を目的として作られており、遅効性(死滅するまでに時間がかかる)ですので、経路から対策しない限り再発リスクはつきまといます。

悪質な業者がゴキブリのように増え続ける理由

悪徳が増える

関係が深いのは、暮らしのレスキュー系(水道トラブル・電気トラブル・ロードサービス)の事業を行っている会社が続々と害虫駆除業界に参入してきているという背景です。

こういった会社の殆どは、一言でいうと広告屋で自社で施工しているのではなく、業者紹介(加盟店に仕事を流す)をおこない加盟している業者がサービスを提供し、売上から手数料を貰う仕組みです。

素人も加盟することが多いので、こういった業者さんのお施工後にセカンドオピニオンとしてお伺いすると品質が悪い事が多々あります。

一見この仕組みは、Googleマップレビュー・Twitter・電話番号検索・会社名・サイト名を検索したら被害者が口コミを書いていくので調べたらわかると思いますが、簡単にはいきません。

関連する別法人や屋号をいっぱい持っており、名義が汚れたら次から次へ名義を変えていくため口コミや悪評がリセットされてしまいます。

業者紹介サイトの図

この仕組みは、提供するサービスの品質に悪循環起こり、サイトの運営会社は1件の売上を1円でも高く加盟店にとって来てもらいたい・加盟店も高額な売上手数料を支払う為、1件の売上単価を出来る限り上げたいと双方金銭しか見えなくなってしまうという悪循環です。

一見、見栄えのいいしっかりして見える会社でも、社内にネット上の悪評口コミを消す部隊(いろんなドメインから会社名+口コミなどでSEO対策して良い口コミで埋めてしまう)がある会社もございます。

このように口コミを書かれようが消費者センターに相談されても、最終的に名義を変えられてしまうのでいたちごっこになってしまっているのが現状です。

ゴキブリ駆除で高額請求になるきっかけ(入口)

ゴキブリ業者 悪徳

HPや問い合わせ時の電話対応だけでは、良い業者か悪質な業者なのか判断が難しいですが、お客様から聞いた例として多い高額請求に至ってしまうそのきっかけ(入口)から順番に紹介していきます。

まず高額請求業者のほとんどは、インターネット広告(Google・Yahooリスティング広告)で『最安値!!ゴキブリ駆除が〇〇〇円~ 保証〇年』というような広告を打ち、それを見たユーザーは『安いし保証が付く』と思い、お問合せをしてしまいます。

ゴキブリ駆除 悪質

この時点で突っ込みどころ満載なのですが、まず1000円以下だとお伺いする交通費で赤字ですし、その上保証なんて取ったら大赤字です。

お客様から聞いた、問い合わせ時の対応については、『1匹の駆除なら〇千円でお伺いできる』『〇千円でお伺いできる』といった内容ですが、深堀して『それ以上かかりますか?』という質問に関しては『現地見てみないとわからない』などと言われ曖昧な回答をされるみたいです。

ここが注意点!!

現地見ないとわからない等の金額を曖昧にしているのは、施工の単価が明確に決まっておらず、金額を取れるお客様からとる方式の営業スタイルだからです。

優良業者なら事細かに金額が決まっている為、お問合せで金額を聞かれても全て詳細に回答できます。

このように問い合わせ時に金額を曖昧にされ高額請求に至った場合は、クーリングオフが利用できる場合がありますので以下でご紹介いたしますのでご覧ください。

クーリングオフに関する記事はこちら

ゴキブリ駆除で高額請求に至るやり口(訪問後)

ゴキブリ駆除悪徳商法

年々やり口が変わる高額請求ですが、弊社がお客様から実際に聞いた、2023年7月現在までの最新の手法まで公開します。

この見出しは、業者さんを呼んだ後に高額請求に至る経緯をご紹介していきます。

よく聞く手口は、『燻煙剤をやるから外に出てて』『薬剤を撒くから外に出てて』というお客様を外に出したがるようです。

ですので、本当に施工しているのかわからない状況がほとんどですが、仮に燻煙剤をやったとしたら、2~3時間は臭いが残りますので、無臭の場合は疑った方がよろしいかと思います。

※また、最近の情報(2023年8月現在)では【ベクトロンFL】というゴキブリ駆除薬剤では最新の有効成分メタジアミド系有効成分テネベナール(一般名:ブロフラニリド)を配合したゴキブリ用散布剤を撒くと10万~と言われたお客様がおりましたが、この薬剤はプロしか材料すら取れませんので、嘘の可能性がございます。

もし提案されましたら、必ず薬剤本体を見せてもらうように言ってください。

提案されたお客様は、業者から『この薬剤を使うと1年持つ』と言われたそうですが、実際は3ヶ月の効果期間で即効性はなく遅効性です。

この薬剤は、他の薬剤と比べてもとても効果がありますが、高額な薬剤です。

ベクトロンFL ゴキブリ駆除剤
ベクトロンFL 本体画像

※プロの業者(PCO)は、燻煙剤・室内への薬剤を撒く施工は基本行いませんので、在宅されていても問題がない施工をおこないますので、『外に出てて』の時点で警戒した方がよろしいです。

※商法名はわかりやすく書いただけですので、気にしないでください。
また、以下商法を組み合わせで高額請求に至った例もございます。

ゴキブリ天井点検口商法(2023年多発中)


※最近点検口から撮ったゴキブリがいる動画を見せられるみたいですが、他の動画を使っている可能性が高いので、見せられた場合は、『点検口に入る前から動画を撮っているのを見せてください』と言い、本当にご自身の自宅なのか確認を必ず取ってください。

この商法は、2022年迄はほとんど聞いたことが無かったのですが、2023年は7月現在で10件以上のお客様からご相談を受けております。

必ずと言っていいほど、戸建て・集合住宅(アパート・マンション)問わずお風呂場に天井裏を確認できる点検口がついております。

業者は、そこを確認して『ゴキブリたくさんいますよ』などと言い、頼まれたお客様のほとんどはゴキブリを見るのも無理な方が多いですので、確認せずに高額な薬剤施工を依頼してしまいます。

実際に発注したお客様から聞いた金額は、天井裏に燻煙剤をやる施工内容で6万円~15万円とお客様を見て金額の判断をしている可能性がございます。

弊社がセカンドオピニオンとしてお伺いしたお客様宅の天井裏は、ほとんどゴキブリの死骸すら見当たらないことが多かったです。

仮にプロの業者なら、天井裏にゴキブリがたくさんいる状況でも、燻煙剤は行いません。

理由としては、燻煙剤によって興奮状態になったゴキブリは集合住宅なら他の世帯にも逃げ込む被害や戸建てなら周辺の近隣住民様の家まで被害が拡大してしまい、大惨事になります。

もしプロが天井裏に薬剤をおこなうなら、毒餌のベイト剤を多く設置するか即効性のない遅効性の残留剤をULV機(マイクロジェット)で散布するかになります。

ゴキブリの卵にも効く薬剤散布商法


※業者がゴキブリの卵を持参している可能性もあるのでその事を踏まえてご覧ください。

まず、世の中にゴキブリの卵に効く散布薬剤は存在しませんので、真っ赤なウソです。

仮にそんな物があれば世界的に大人気の薬剤になること間違いなしのレベルですので、騙されないでください。

見失ったゴキブリを呼び寄せる商法


※業者がゴキブリの死骸を持参している可能性もあるのでその事を踏まえてご覧ください。

この手法は、お客様から10件以上聞いております。

見失ったゴキブリを見つけるのに業者は『ゴキブリを呼び寄せる薬を撒くから外に出ててください』とお客様を外に出るように指示するそうです。

10分~30分ぐらいすると『捕まえたので入ってください』と指示があり、死骸を数匹持って、『これだけ捕まえました』と1匹あたり〇千円を請求するそうです。

その後にまだいっぱいいるかもしれないという事で、高額な薬剤散布(卵に効く薬剤など)を追加提案されたとの事でした。

確かに誘引成分が入っているベイト剤(毒餌)は、ゴキブリを呼び寄せる薬と言われても間違いではないかと思いますが、部屋に大量発生していない限り、仕掛けたらすぐに出てくるという事は例として少ないですし、仕掛けるだけなのでお客様を外に出さなくても全然大丈夫ですので、嘘の可能性が高いかと思います。

ゴキブリ駆除剤の松(低価格)・竹(中間)・梅(高額)商法


エアゾール(殺虫剤)を3本ほど用意して、赤・青・白等のカラーテープをぐるぐる巻きにして、松(低価格の薬剤)・竹(中間価格の薬剤)・梅(高額な薬剤)といったラインナップで安い薬剤は効果期間1ヶ月・高い薬剤は1年持続するという営業を行うそうです。

中身がわかりませんが、予想は全て同じ市販の薬剤(ヘッドの部分の色が一緒と聞いている)をただテープで巻いてわからなくしているだけかと思います。

弊社のお客様は竹(中間価格の薬剤)を選んだようでして、8万円の請求があったそうですが、松(低価格の薬剤)が5万円・梅(高額な薬剤)は12万円だったそうです。

施工翌日にゴキブリが再発してしまい、施工した業者に連絡したところ、言い訳をされ保証されず、セカンドオピニオンとして弊社がご依頼を受けしっかり施工いたしました。

業者しか取り扱えない最強の燻煙剤商法


確かにプロの業者ではないと買えない薬剤(ベクトロンFL等)はございますが、燻煙剤は、市販・業務用の差はほとんどなく、一般人でもAmazon等の通販サイトで業務用燻煙剤が2000円~4000円ほどで購入可能です。

燻煙剤は、空間駆除を目的としておりますので、予防効果はほとんどなく、煙が届かない場所(経路内・密閉された物陰)には利きません。

以下のアニメーションは、燻煙剤を行ったイメージ。

『業者しか取り扱えない燻煙剤がある』と営業をかけられ、20万円超えの請求をお支払いした方もいらっしゃいます。

燻煙剤で空間駆除が目的であればご自身で購入して行うのも簡単ですので、冷静に判断してください。

ゴキブリ駆除でも施工後にクーリングオフが適用できる

ゴキブリ駆除クーリングオフ

クーリングオフとは、特定の条件(訪問販売)が揃えば基本8日以内でしたら無条件で契約を解除できる消費者を守る制度でゴキブリ駆除の施工後(支払いを完了後)でも適用可能です。

お問合せ時の内容によって、クーリングオフ使える例使えない例がありますのでご紹介いたします。

クーリングオフが使える例(訪問販売にあたる例)


1.問い合せ時に1匹の駆除〇〇〇円で追加料金の説明がない場合。

2.問い合わせ時に見てみないとわからない(現地お見積り)と説明がない。

3.問い合わせ時に説明があった料金と違う

まとめ

現地見ないとわからない』などの料金説明が不透明な場合は、訪問販売にあたる可能性が高く、クーリングオフが適用できる場合が多いです。

最寄りの消費生活センターにご相談されると担当者がアドバイスや業者への連絡を代行してくれますので、不当だと思われたらすぐに相談しましょう。

※業者へのお支払いを現金でしている場合は、色々な理由をつけたり業者と連絡が取れず返金対応に応じない場合がございますが、クレジットカード等の電子決済ですとカード会社や決済代行会社に異議申し立てが簡単に行えますので、返金対応が簡単です。

業者が電子決済サービス経由で異議申し立てをされると本件が解決するまで売り上げの入金を止められたりしますので、業者も嫌がり返金にすぐ応じやすいのでカード決済はおすすめです。

ただ、中にはHPにはクレジットカード使用可能と書いてあるのに、いざ呼んで決済時に『決済端末が壊れてるから使えない』などと言い訳をして現金決済に誘導させる手口も弊社のお客様から聞いておりますので、その際は『現金ないからクレジットカードじゃないと払えない』など伝えて、振込やクレジットカード決済に無理やりでも切り替えましょう。

クーリングオフが使えない例(訪問販売にあたらない例)


1.問い合わせのきっかけとなったHPに料金説明が詳細に書いてある。

2.問い合わせ(電話・LINE・メール)で詳細の料金説明を受けて承認している。

3.契約後にクーリングオフの説明を用紙(赤字で)と口頭で受け8日以上経過している。

※3.の場合だけ注意が必要でして、業者によってはクーリングオフの説明時に『ゴキブリ駆除は薬剤を使用するからクーリングオフできない』というような説明をする業者がいるみたいなのですが、そんなことはありません。

まとめ

上記の3を除き、事前に料金説明をされ、承認した上で依頼している場合は、その時点で契約が成立しておりますので、訪問販売とはならずクーリングオフを適用できない事がほとんどです。

3.に関しての追記ですが、訪問販売(事前の料金説明なし)でクーリングオフの説明がされてなかった場合は、8日を過ぎても契約解除が可能なケースがございます。

ゴキブリ駆除の保証に関する考え方

ゴキブリ駆除 保証

頼む業者によって、保証の有り無しがある害虫駆除の業界ですが、考え方やどういう仕組みなのかをご紹介していきますが、まず弊社の考え方をご紹介させていただきます。

弊社はゴキブリ駆除のご依頼を受けても施工ミス以外の保証を取っておりませんが、それには明確な理由がございます。

保証を取っていない理由は、第一に高品質な施工を安く皆様一律に提供したいと考えております。

またゴキブリは繁殖力が高く、どんな薬剤を使用しても建物内(床下・壁裏含む)のゴキブリ達をすぐに全滅させることは不可能です。

全滅が目的であれば、どれだけ連鎖駆除をさせられるかがポイントとなり、薬剤のほとんどは遅効性で作られておりますので、ゴキブリの習性(接触・舐め合い・共食い等)を利用して解決するのがプロ(PCO業者)です

1番の理由は、薬剤が効くまでのタイムラグが発生する事から保証を取っておりませんが、その他玄関、窓の開け閉め•食べ残しによる誘引•通販のダンボールの混入など生活上仕方のない再発があるからです。

この考えを踏まえて以下、保証有り・保証無し業者の特徴と考え方をご紹介いたします。

保証がある業者の特徴と考え方


1.駆除費用と別で保証料金を取り1件の客単価を引き上げたいと考えている。

基本的に保証がある業者さんは、保証料を別途請求することが多いです。(リスク料)

仮に駆除料金が25000円だとすると、倍の額の25000円を追加でお支払いいただければ、1ヶ月~半年の保証をつけるという等な手法が業界にはございます。

中には、成虫ゴキブリは保証取りますが、幼虫に対しては保証できないという業者さんも存在します。

2.悪質なケースですが、保証すると言いつつ実際は理由をつけて保証しない(※近年増加)

ここまで(この薬剤を使えば)施工をすれば、1年間でなくなります等の言い回しで『最悪出たらまたお伺いします』と高額請求をする業者が近年増加しております。

実際に頼んでしまったユーザー様のお話を聞くと90%以上の方が言い訳をされて業者に来てもらえない・電話がもう繋がらない・高圧的な態度をとられる等の被害を聞いております。

3.集客に行き詰まり保証をつけているケース

集客に行き詰まり、目先の利益を追うばかりに保証を取っている業者も存在します。

こういった業者は、経営難に陥っている場合も有り、保証期間中に会社が倒産する可能性もございます。

保証がない業者の特徴と考え方


1.ゴキブリの特性や習性を良く理解している

一回の施工でゴキブリを出なくさせるというのは、侵入経路を全て対策しない限り不可能です。

上記でも説明しておりますが、全滅が目的であれば、どれだけ連鎖駆除をさせられるかがポイントとなり、薬剤のほとんどは遅効性で作られておりますので、ゴキブリの習性(接触・舐め合い・共食い等)を利用して解決するのがプロ(PCO業者)です

また幼虫ゴキブリに関しては、0.5㎜の隙間があれば出入りしてきてしまいますので、侵入経路だけでは再発してしまい、経路から薬剤防除をすることが必須で必要となります。

2.単純に保証を取りたくない・保証できないと考えている

再発のしやすさをよく理解している業者かと思います。

中には、成虫ゴキブリは保証取りますが、幼虫に対しては保証できないという業者さんも存在します。

弊社のように一回の施工で根本的な解決を狙う業者もいれば、毎月薬剤を入れ替え・増し打ちなどの作業をサブスクリプションでする業者もおりますので、業者の考え方で変わります。

ゴキブリ駆除の適正料金と相場

ゴキブリ駆除料金相場

ゴキブリ駆除業者に依頼する際に明確な適正価格を知っていると高額請求を回避できる可能性が高まります。

以下、間取り毎の料金相場をご紹介いたします。

※物理防除(侵入経路塞ぎ)に関しては、建物構造によって経路の数や施工方法が異なりますので、金額に開きがございます。
また、集合住宅より戸建ての方が経路が多い場合がほとんどですので金額が上振れる可能性がございます。

【1R~1LDKの料金相場】

ゴキブリの個体駆除10,000円~18,000円
化学防除(薬剤対策)3,000円~15,000円
家全体の物理防除(侵入経路塞ぎ)10,000円~25,000円

【2LDK・2DKの料金相場】

ゴキブリの個体駆除14,000円~20,000円
化学防除(薬剤対策)5,000円~20,000円
家全体の物理防除(侵入経路塞ぎ)20,000円~35,000円

【3LDK・3DKの料金相場】

ゴキブリの個体駆除18,000円~22,000円
化学防除(薬剤対策)7,000円~25,000円
家全体の物理防除(侵入経路塞ぎ)25,000円~40,000円

【4LDK・4DKの料金相場】

ゴキブリの個体駆除20,000円~24,000円
化学防除(薬剤対策)8,000円~28,000円
家全体の物理防除(侵入経路塞ぎ)30,000円~45,000円

【5LDKの料金相場】

ゴキブリの個体駆除22,000円~26,000円
化学防除(薬剤対策)10,000円~30,000円
家全体の物理防除(侵入経路塞ぎ)35,000円~50,000円

業界全体の相場は上記のような金額となり、素人業者(低価格)・セミプロ業者(中間)・プロ業者(比較的高額)と大まかに3種に分かれていますので、当然プロレベルになればプロしか取り扱えない薬剤やペストコントロール技術者などの資格を持っていますので、生態の知識・薬剤の知識・施工経験は素人と比べて段違いです。

また、物理防除(侵入経路塞ぎ)に関しては、出来ない業者もおりますので、ご希望の場合は問い合わせ時に確認をとってください。

害虫獣SOS(弊社)の間取り毎の料金プラン


害虫獣SOS

弊社の例で言いますと、各種資格や豊富な豊富な施工実績があるプロ業者ですが、『身近な害虫駆除屋』をコンセプトして皆様が頼みやすい価格でプロの施工を提供しております。

害虫獣SOS会員制度

以下、弊社の価格設定です。

【駆除・薬剤防除セットプラン】※物理防除(侵入経路塞ぎ)はオプション。
内訳)侵入経路調査・侵入経路や付近への薬剤防除・フラッシング捜索・個体駆除・死骸回収・卵回収

■1R・1K 16,000円

■1LDK・1DK 17,000円

■2LDK・2DK 18,000円

■3LDK・3DK 19,000円

■4LDK・4DK 20,000円

■5LDK・5DK 21,000円

物理防除(侵入経路塞ぎ)は、別途オプション 箇所/1,100円~

プロ業者の中では安価な料金設定にしており、1度取引いたしますといつでもLINEや電話で害虫・害獣の相談が無料で行える付帯サービスが付いてきます。

ゴキブリ駆除で5万円・10万円・15万円は高いのか?


お部屋の広さ(間取り)や施工内容によりますが、駆除やベイト剤のみの対応で5万円を超えると高いと思います。

物理防除(侵入経路塞ぎ)が入っての5万円は、小さい部屋(1R・1K等)でも経路の箇所数が多い建物構造の家もございますので、その場合は妥当な料金になりますので施工内容にもよります。

特に戸建ての家に関しては、経路の箇所数が多い事がほとんどで家の大きさや建物構造によりますが、大きい家で総額(駆除・薬剤防除も含めて)10万円弱ほどかかる場合もあります。

一般住宅で、弊社のゴキブリ駆除・薬剤防除・物理防除(侵入経路塞ぎ)の歴代最高額は、15万円を超える¥183,000円ですが、中々見る事のないとても大きい家です。(建売住宅何棟分だ?って感じの家)

物理防除の最大のメリットは、歩行性害虫全般(主にゴキブリ・クモ・ヤスデ・ムカデ・ゲジ)の侵入をブロックできる事はもちろんですが、薬剤と違い材料劣化が進むまで効果が持続しますので、10年~と長い効果が実現できるという事です。

水廻り(キッチン・洗面台)の侵入経路塞ぎ込み〇〇円と打ち出している業者もおりますが、建物構造を知り尽くしている弊社から言わせていただくと、他にも侵入経路は多数ございますし、追加費用を目的としている業者なら『水廻りの侵入経路塞ぎは料金に入っているが、他にもあるのでそちらは追加費用がかかります』など高額請求に繋がる事例も聞いております。

侵入経路の詳細に関しましては、他の記事でご紹介しておりますので、よろしればご覧ください。

散布薬剤に関しても、セカンドオピニオンとしてお伺いするお客様宅でよく言われるのが『前の業者に残留する薬剤を撒いてもらった』という方も多くいらっしゃいますが、こちらも薬剤によっては儲けのカラクリがございます。

基本的に業者が取り扱う残留薬剤は、MC剤(マイクロカプセル剤)を使用しておりますが、種類によって材料金額が全然異なります。

セミプロレベルの業者が良く使っている一番安いMC剤は、『スミチオン』という主成分の薬剤で他社の入値はわかりませんが、弊社の場合4リットルで14000円(最近の材料高騰後の値段)で最大80倍希釈ができ、1本で320リットル作れますので1リットル当たりの原価は、320リットル÷14000円で43.75円で1㎡あたりの散布量が50㎖なので2.1円と全然原価が掛かりません。

※あくまで希釈率が最大80倍ですが、ゴキブリ駆除に関しては40倍で希釈する事が基本です。
原価を抑える為に最大の80倍で希釈する業者も多いので上記の計算は、80倍になっております。

しっかりしたプロレベルになりますとスミチオンではなく、『サフロチンMC』や『新薬のベクトロンFL』といった薬剤を使用しますが、高価な薬剤となります。

業者毎に仕入れ値が変わりますが、平均的にスミチオンMC(効果期間約1ヶ月)と原価料金を比べる

・サフロチンMC(効果期間約1ヶ月)は、3倍~4.5倍程度
・ベクトロンFL(効果期間約3ヶ月)は、数十倍(値段を公表できないのですみません)

と原価が全然異なってきますが特にベクトロンFLはかなり高額です。

弊社は、残留剤散布に関しては基本的にベクトロンFLを使用しておりますが、シーンに応じてサフロチンMCも使用します。

スミチオンMCは、弊社の実感としてほとんど効果がなく感じておりましたが、ベクトロンFLはかなりの効果があり、他社様で解決できなかった案件も1回の施工で解決した実績が多数ございます。
(特にチャバネゴキブリの案件)

シーン別に使用すると言いました、サフロチンMCに関しては、スミチオンMCより効果が実感できるのと、人体への安全性がとても高い点がメリットです。

このように使用する薬剤によって原価が全く異なりますので、『残留薬剤もやってもらったから総額が安い・高い』と判断するのは危険です。

施工前(お見積り時)に使用する薬剤を聞いたり、実際にパッケージを見せてもらう事を推奨します。

【まとめ】

高く感じたり安く感じるのは、人それぞれの価値観でも左右されますが、施工方法や使用薬剤によって料金相場が異なりますので、この記事で把握していただけますと幸いです。

例で言いますと、他業者の燻煙剤とベイト剤だけの施工で15万円お支払いしたお客様が施工業者と連絡がつかなくなり、弊社にご依頼いただき話を聞くと『燻煙剤の施工で15万円を払うのは妥当だと思ってた』とおっしゃっておりまして、問い合わせ時の弊社の料金説明が前の業者と比べると安すぎて施工が終わるまで不振に思ってたと言われた事もございます。

真逆の例もご紹介しますと、以前に前の業者で1匹の個体駆除のみ(侵入経路調査無し・薬剤防除・侵入経路塞ぎ無し)を依頼して、12,000円でやってもらい施工した業者と連絡がつかなくなった為、弊社にお問合せいただき、侵入経路調査・個体駆除・薬剤防除のお見積り(19,000円)をご提示させていただいたところ『前の業者に12,000円でやってもらったから高いよ』と少々怒り気味で言われた事もございます。

確かに金額だけ見れば高く感じると思いますが、弊社の場合再発してしまったらプロとしての価値がないと考えておりますので、1匹の駆除のみのご依頼は受けておらず、最低プランでも必ず侵入経路調査・個体駆除・死骸、卵の回収・薬剤防除がセットになっている施工からの受付をしております。

どうして駆除のみだけのプランがないかと言いますと、ゴキブリは一度侵入を許すと室内又は経路付近に糞するのですが、ゴキブリの糞には集合フェロモンという匂いを発しており、仲間ゴキブリを集める習性がある為、再発率がとても高まってしまいますので、最低でも侵入経路に対しての薬剤防除を行い、少ない予算でも再発をなるべくさせないような施工をしないと何度も業者を呼ぶことになり、1回あたりの金額は安くても最終的に総額にしますと高くなってしまいがちです。

こういった理由から弊社では、最低プランでも必ず侵入経路調査・個体駆除・死骸、卵の回収・薬剤防除がセットになっているプランから受け付けております。

こちらのお客様にも、しっかり再発しやすい旨をご説明させていただきご納得いただけたのでご依頼をいただいたのですが、人それぞれ価値観や考えも違いますが何ごとも情報を豊富に持っていれば損をすることが少なくなるので、そういった面でも皆様のお役に立てたら幸いです。

よくある質問のQ&A

害虫獣SOSが対応エリア外なので他業者に依頼をするのですが気をつける点は?

先に弊社の対応エリアは、関東圏のみですので対応できず申し訳ございません。

優良業者を選ぶ5つのポイントをご紹介します!
1.創業が長い自社施工の会社 2.資格を持っている会社 3.Twitter・Google検索等で悪評がない会社 4.しっかりしたプロの会社 5.問い合わせ時に料金を細かく説明してくれる会社 

害虫駆除業者の倒産件数は、意外に多いのでなるべく創業が長い会社を選び、ペストコントロール技術者(1級~3級がある)・行政の登録があるか(建築物衛生管理事業登録)など資格があるか会社概要から見てみましょう。
当たり前ですが、こういった本物のプロ会社の料金は高い事がほとんどですが、それだけ解決してきた実績があるという事と価格競争に入らずに施工技術を評価され会社を存続してきた証明でもあります。
こういったプロ業者は、よくわからない高額請求をする確率は少なく、お見積り通りの施工を行います。

必ずTwitter・Google検索・電話番号検索等で悪評が多くないか確認してください。
HPに運営会社(法人)の記載がなく、屋号だけの記載されている会社も高額請求業者の可能性が高まります。
業者紹介系(自社施工ではないHP)のサイトも高額請求に繋がる事が多いので、必ず運営法人が何をしている会社か確認も必要です。

素人・セミプロレベルの業者は、価格競争の渦中にいる事がほとんどで、料金こそ安いですが知識・技術に問題がある事が多く、施工してもらっても再発を繰り返し、最終的に弊社等のプロ業者に依頼される方はとても多いですので、最初から値段だけでなくしっかりしたプロに頼む事で総額でみると安く済んだりします。

また、冒頭でもお伝えしている通り、小さい害虫駆除屋は倒産する確率が高いので、ので長く付き合える会社はおすすめです。

問い合わせ時に事細かに料金や施工内容・追加費用があるかなどは必ず聞いてください。
電話の場合は、音声をするといいかと思います。(言った言わない問題をなくすため)
業界全体に言えますが、料金詳細を設定していない、取れるお客様から料金を取る方式の業者が多いので、『見てみないとわからない』など、曖昧な回答をされましたら依頼を見送った方がいいです。

読者の皆様が良い業者と巡り合う事を祈っておいります。

ゴキブリ駆除業者を呼んだら話と違う見積りを出された時の対処法は?

お客様からよく聞くお話は、問い合わせ時に1匹の駆除〇千円で呼んだのに実際に来たら全然料金が高く、『いっぱいゴキブリがいる』など不安を煽られ、5万円超え(酷いと20万円)の施工を勧められて、断っても居座って契約するまで帰らない感じになって怖くて契約してしまったというケースが2021年からとても多くご相談を受けます。

こういった被害に出くわしたら迷わず警察に連絡して帰っていただきましょう。
お客様から実際聞いた例で警察に連絡すると伝えたらすぐに帰ってくれたみたいです。

最悪このケースで契約してしまったら、現地の追加費用に関して訪問販売にあたる可能性がございますので、クーリングオフの制度を活用できますが、現金で支払ってしまっている場合は、業者に返金する意思が無ければ消費者センターから連絡を入れてもらっても返金されないケースがほとんどですので、クレジットカード決済(カード会社に異議申し立てができる為)や現金ない(〇千円で済むと思ってた)から振込じゃないと払えない等で現金決済から逃げましょう。

こちらの記事にゴキブリ駆除のクーリングオフに関する詳細情報を書いておりますので、詳しくはそちらをご確認ください。

ゴキブリの再発保証すると言ってたのに来てくれない時の対処法は?

申し訳ございませんが、この事例は保証した業者の意思が無ければ諦めてください。

こういった保証します詐欺をする業者は、口コミなど気にしない所がほとんどなので打つ手がありません。

再発保証に関しては、業界全体で言えますが理由をつけて逃げる業者が多いので、無いものと考えて次に進んだ方が時間の無駄を省けます。

気持ちを切り替えましょう。

こちらの記事に再発保証に関する詳細情報を書いておりますので、詳しくはそちらをご確認ください。

このblogを書いた人

Kaishi_Takeda
Kaishi_Takeda株式会社ハウステクト 代表取締役・害虫獣SOS運営者
【保有資格】
1級ペストコントロール技術者・防除作業監督者・罠猟狩猟免許

【実績】
店舗・施設・戸建て・集合住宅問わず、累計6000件以上のゴキブリ等の害虫・ねずみ等の害獣現場を担当し、大量発生・他社の再発案件も含め解決してきた、駆除・対策のプロフェッショナル。
ゴキブリ・ねずみ等の害虫・害獣に関する、種類別の特性や生態・行動パターン・各種建物構造も熟知しており、ご自身での駆除方法~対策方法まで幅広く情報を発信する。
2021年から急激に素人ボッタクリ業者が増えたので、業者選びの注意点も公開しております。